素晴らしい日本国内の旅

日本という国は自然、文化ともに素晴らしいところです、 そんな日本国内の各所を巡ります、

平成日本紀行(126)阿蘇 「日本一長い駅名」

九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)





 平成日本紀行(126)阿蘇 「日本一長い駅名」 








写真(上下):日本一長い駅名の駅舎とホームの駅札・「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅





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日本一と日本二の長い駅名・・?、

途中、阿蘇登山道路の吉田線が南へ向かって下りている。
この吉田線の下りきったところがその名の吉田地区で豊肥本線立野駅から南阿蘇鉄道が連絡され、阿蘇山の南麓を走り、吉田地区から高森まで延びている。 

吉田、高森地区は熊本市街を悠然と流れる「白川」の水源地帯(白川水源)で、阿蘇の冷水(夏季)が大量に湧出している地域である。
付近には温泉も有り、湧水、高原と合わせて「南郷谷」と呼ばれている阿蘇の観光名所の一つである。 

尚、立野駅豊肥本線南阿蘇鉄道スイッチバックでつながる珍しい終始駅であり、列車は上りでも下りでも同じ方向から駅へと入ってくという。 


序ながら、南阿蘇鉄道は高森町など沿線自治体が出資する第三セクター方式の鉄道会社であるが、この鉄道には日本一なるものがある。 
鉄道の駅名で日本一短い駅名は、ご存知三重県は「津」であろうが、日本一長い駅名がここ南阿蘇鉄道にある。 
この鉄道のほぼ中間に位置する「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」(みなみあそみずのうまれるさとしらみずこうげんえき)がそれである。

おまけに、隣駅は「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」(あそしもだじょうふれあいおんせんえき)で、こちらは駅名としては2番目に長いという。

故意に命名したか否かは定かでなが、南阿蘇鉄道は僅か18kmにも満たない極めて短距離鉄道ながら、日本で1位、2位の長い駅名を持つ鉄道だったのである。



次回は、「阿蘇・中岳」.

  
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