読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

素晴らしい日本国内の旅

日本という国は自然、文化ともに素晴らしいところです、 そんな日本国内の各所を巡ります、

新・日本紀行(119)長崎 「長崎の思案橋」

九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




 新・日本紀行(119)長崎 「長崎の思案橋」 







往時の丸山界隈(案内版より)と跡形のみの「思案橋



「日本一周の旅の記録」へリンクします
 

長崎ぶらぶら節」・・、

長崎・「出島」に隣接して、長崎チャンポンの中華街が在り、丸山、思案橋のタウンがある。「長崎に丸山といふ処なくば 上方の金銀無事に帰宅すべし」(長崎に丸山という場所さえ無ければおエライさん方も 金を使わないで無事家に帰れただろうに・・)と、かつて井原西鶴が言ったというくらい当時、大変な賑わいぶりだったらしい。 

幕末の志士(坂本竜馬高杉晋作…)や長崎にやってきた外国人(シーボルト…)など歴史上の多くの有名人がここで遊んだという。(次回にも述べます)
その跡地を見て回ろうというのが、「長崎丸山ぶらぶら散策」である。  


はじめは「思案橋」から・・、
当時、丸山の入り口には橋が掛かっており、色欲に駆られた男どもは、「行こうか?、行くまいか・・?」と橋の手前でさんざん迷ったため、付いた名前が「思案橋」という。

この丸山界隈を描いた作家(作詞家)・なかにし礼が「長崎ぶらぶら節」を著し、直木賞を受賞している。2000年(平成12年)、オランダとの交流400周年という記念すべき年を迎える長崎でのロケを経て、東映で映画化もされた。 

長崎ぶらぶら節」とは、江戸・嘉永年間に流行したといわれる長崎の歌の名前のことで、(長崎民謡)大正というデモクラシーの時代において、この失われつつある長崎の歌を発掘し、後の世に語り伝えようとした一人の学者と一人の芸者が登場している。 

愛八(あげはち:本名・松尾サダ)は、明治から昭和初期にかけて実在した女性である。 
小さい頃から男まさりで、器量もけっして良いとは言えない女性であったが、それを補って余りある歌唱力と三味線の腕によって、五十歳を目前にしながら今もなお丸山のなかで五指に入るほどの名妓として、その名をはせていた。 

愛八が人生で初めて本当の恋を見出した相手は、長崎の歴史研究に全てをかけた学者・古賀十二郎であった。 古賀は、遊び人でありながら、同時に長崎の対外交渉史の研究に関する第一人者であり、芸者の総揚げなどという馬鹿をやって家の財産を浪費するかと思えば、学問に対する情熱を熱く語ったりする無邪気さ、高尚さがあった。 古賀と愛八が二人きりで、長崎に眠る数々の名もなき歌を探す旅・・、世の中から忘れ去られた名曲「長崎ぶらぶら節」との出会い・・、そして両親のいない貧しい少女・お雪をはじめ、全ての人々に捧げた無償の愛・・。
なかにし礼氏が描いた数奇な女の一生を「吉永小百合」が、古賀を渡哲也演じている。
歌というのは、詩と音楽によって生み出される芸術であり、詩だけでも、また音楽だけでもけっして成り立たない、」という、古賀十二郎と原作のなかにし氏とが重なる。       



長崎ブルース』  青江美奈

逢えば別れが こんなにつらい
逢わなきゃ夜が やるせない
どうすりゃいいのさ 思案橋
丸山せつない 恋灯り
ああ せつない長崎 ブルースよ




長崎ぶらぶら節』  長崎県民謡

長崎名物 凧(はた)あげ盆まつり
秋はお諏訪(すわ)の シャギリで
氏子が ぶうらぶら
ぶらり ぶらりと
言うたもんだいちゅう

遊びに行くなら 花月(かげつ)か仲の茶屋
梅園(うめぞの)裏門 たたいて
丸山 ぶうらぶら
ぶらり ぶらりと
言うたもんだいちゅう



次回、、長崎名物「眼鏡橋

  
「日本の世界遺産の旅の記録」へリンクします


 




【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
seesaaブログ    fc2ブログ    gooブログ    googleブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行   東北紀行   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   九州の旅    日光讃歌

【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」