素晴らしい日本国内の旅

日本という国は自然、文化ともに素晴らしいところです、 そんな日本国内の各所を巡ります、

四国地方・高知県; 土佐室戸 「二十四霊場・最御崎寺」


四国地方高知県; 土佐室戸 「二十四霊場最御崎寺










最御崎寺の山門と境内




最御崎寺の奥之院ではある





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山腹の上部に灯台と第24番の霊場が在るはずなので、急ぐことにしよう。 
国道55を一旦岬の西側へ出て、標識に従って右折する。

土佐湾が雄大に広がり、室戸港を眺めながら、急勾配の大きなヘアーピンカーブを数度曲がって、暫く行くと「最御崎寺」の参道入り口が右に在った。



「第二十四番 最御崎寺(ほつみさきじ)」と書かれた石刻柱の横に、緩やかな参道が林の中に延びている。

300m位行ったところで、左へUターンするかたちで山門へ出た。
なるほど入り口側は寺院の裏手(北側)になるのだが、横を通り境内の南側(大洋側)へ一旦来て、それから本堂へ向かうようである。



この寺院まで今では室戸スカイラインができて便利になったが、徒歩巡礼の場合は昔ながらの下の岬から急な山道を辛苦しながら登って山門に達する。 

更には、阿波の最後の札所である薬王寺(23番)から、こちらの高知県最初の札所・最御崎寺へ達するのには、Vの字を描いた室戸半島の長い長い海岸線の道が続く。 

特に宍喰町を過ぎてから室戸市の入木までは、雨宿りの場所もなく荒波が打ち寄せる四国でも一番の難所といわれ、最長の距離(約80km)と最難関である。 
その名も最御崎寺は、「土佐・修行の道場」の一番目に当たる。 



さて、山門を潜ると境内には沢山のお地蔵様が目に付く。
参道左手に太子堂、 右手に古き貫禄の鐘楼堂が建つ。

この寺院の鐘楼は、NHKの大晦日の除夜の鐘でも有名で、記念碑に昭和37年ラジオ、昭和53年ラジオ、昭和55年テレビ、平成元年ラジオ、平成13年テレビなどと記されている。 

正面に大屋根・四柱造りの本堂、その手前に丸みの多宝塔があった。


次回、「最御崎寺空海
  
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